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◆ PROFILE

石原 良純

1962年1月15日、神奈川県逗子市生まれ

1966年聖マリア幼稚園入園
数字が並んでいるのが好きで、バスの番号とか電車の番号に精通していた。バナナ、リンゴ、リンゴ、ミカン…といった入試勉強をさせられた。それで、エスカレーター校に入学できたので、その後は、気象予報士の勉強をするまで、あまり勉強はしなかったな。

1968年慶應幼稚舎入学
少年時代は、切手集めとプラモデルに熱中。日本海軍の軍艦の美しさに惹かれ、造船所のように何台も並べて製作し、戸棚に収まらず、ベッドの下にベニヤ板を敷き、そこに200隻以上を並べていた。こづかいも全て注ぎ込み、試験の時は、プラモデル禁止になるほど。「これ」と思ったものに熱中する子供だった。

1974年慶應義塾普通部入学
サッカー部。サッカー部ではストッパー。当時、サッカーは今のように人気スポーツではなかったが。毎日の暮らしぶりといえば、弟たちに背の高さを越されぬよう、牛乳を1日に1パック飲む。

1977年慶應義塾高等学校入学
合気道部。地味な部で、部員はマジメなヤツが多く、みな医者、弁護士になっている。生徒会では外務委員長として活動していた。生まれて初めて作ってもらった名刺の電話番号が間違っていて、外務委員長として役に立たなかった。男子高のため、女子高への憧れ強。

1980年、慶應義塾大学経済学部入学
大学ではスキーの同好会「リーベン」に入会。幼稚舎時代に、リーベンの大学生にスキーを教えてもらった経験があり、雪国とのいい出会いをもたらしてくれたその時のお返しをする意味も込めて、毎年、幼稚舎の生徒と共に合宿をして、スキーの指導を行う。ゼミは村井教授の金融論を選択。時はバブル前夜で、ちょうど世の中の目が金融に向き始めた時期だった。


好きだった授業

「地理」。現在でも、旅行先で買い求めた日本国内、世界各国のさまざまな地図を持っており、暇を見つけては眺めている。CGと同じように、頭の中に絵地図があり、そこに自分を落とすと、どの方向に何の山があり、川がどう流れているかというのが見えるという特技を持つ。そのため、日本中の主な河川、山、そして、城には精通している。


酒とのつき合い

昔はバーボンを飲んで血を吐くという無頼派に憧れがあったが、現在ではそんなバカなことはしないまでも、体にいい酒を飲もうという根性なしでは無い。昔から一番好きな酒は日本酒。父が昔からワイン好きだったこともあり、ワインにも造詣が深いつもり。毎日の献立も、その日に飲みたい酒を先に決めてからメニューを決める。独身時代は、サラダやカルパッチョなどの火を使わない料理は得意だった。外食をする時はいつも行く店は決まっており、頑固と言われても、同じ席に座って、同じ料理を頼む。最近はコレステロールが高いと言われてしまったので、烏賊、蛸、ウニ、イクラなどは控えなくてはいけないのだが、気づくと寿司屋にいる。


趣味

マラソン。自宅から10キロ先の所属事務所まで走って通うことも。走っているうちに、意識が遠のいて「どうにでもなってしまえ」となるのが気持ち良い。


資格

普通自動車免許/小型フォークリフト/小型車両系建機/小型船舶一級免許/スキューバダイビングJP Open Water/スキーSAJ一級/1997年3月に気象予報士

身長182cm/体重70kg



関心は「環境問題」

ウェザー・キャスターを3年間続けている間に、いろいろな環境問題のデータに触れることも増え、ここ10年の地球の変化の大きさに愕然とすることがある。自然や天気と関わりつつ、メディアを通して環境問題について触れ、世の中に自分の言葉や感じ方で、我々一人ひとりが何を心がけねばならないかを伝えていくのが今後の課題だと思っている。そして、その想いを世界に向けて発信するためにも、英語の勉強を続けている。






■「ダム」が好き
朝日新聞




 ダムとの出会いは小学3年のとき。家族で立山黒部アルペンルートに旅行に行き、そこで見た黒部ダムです。
 多くの人が犠牲になったことや破砕帯と呼ばれる軟弱地層の工事が大変だったという知識は持っていました。
 映画「黒部の太陽」は見ていませんでしたが、主演した叔父(故・裕次郎氏)が撮影中に事故にあったとか、撮影までに大変な苦労があったとか、家族から聞いて興味を持っていたのです。
 でも、実際に巨大なダムを前にすると、そんな知識は吹っ飛んで、ただただ迫力に圧倒されました。
 大自然の中に突然現れる巨大な人工物。このコントラストがダムの魅力ですね。
 ダム湖からの強烈な水圧を背中に受けて、必死だけれど静かに耐える、という父親的な力強さも好きです。
 仕事のロケ中にダムが見えると得した気分になります。
 ベスト10に入った中では、九頭竜と宮ケ瀬ダムにも行きました。
 気象予報士としては、四国の早明浦ダムなどの夏場の貯水率が気になります。
 最も興味があるのは、中国が長江に造っている三峡ダム。建造のために100万人以上を移住させた巨大ダムで、気候も変わるほど影響が大きいと言われています。中国は今、地震で大変ですが、いつかこの目で見てみたいですね。

(参考資料)日本一のダムは?
石原良純と編集部で候補を選び、朝日新聞の会員サービス「アスパラクラブ」のホームページで実行したアンケート。

1位 黒部(富山)
2位 奥只見(新潟・福島)
3位 九頭竜(福井)
4位 佐久間(静岡・愛知)
5位 天ケ瀬(京都)
6位 小河内(東京)
7位 御母衣(岐阜)
8位 宮ケ瀬(神奈川)
9位 早明浦(高知)
10位 矢木沢(群馬)

お役立ち情報

■交通
黒部ダムは富山県の長野県境近くに位置する。富山側の立山駅(富山地方鉄道で電鉄富山駅から1時間強)と、長野側の扇沢駅(JR信濃大町駅からバスで40分)を結ぶ「立山黒部アルペンルート」の途中にあり、急斜度のケーブルカーや途中に支柱がないロープウエー、日本ではここだけにしかないトロリーバスなどを乗り継ぐ。最大高低差は2千メートル近く、徒歩の区間もある。長野側からダムに行き、再び長野側に戻るコースなら、東京などからの日帰りも可能だ。

■観光
アルペンルートが全線通れるのは4月中旬〜11月末。雪の壁の間を高原バスが走る「雪の大谷」が楽しめるのは6月初旬まで。黒部ダムの今年の放水は26日〜10月15日。
(08年6月の情報)

■問い合わせ
関電アメニックスくろよん総合予約センター
TEL:0261-22-0804



■「鉄道」が好き
日刊スポーツ


 

2人最高の体験

 この写真は昨年の夏、新幹線の大井車両基地を訪れた時のものです。天気予報をやっているフジテレビ(東京・台場)から帰る時にいつも見ていた基地に、テレビの特番で行きたいと希望したのがかなったのです。
 N700系が目の前にある!
 感激で、思わずほおずりしました。「このフォルムが風を切っているのか」と、普段見られないアングルからボディーを見たりして、最高の体験でした。
 仕事場に子供を連れて行くなんてあり得なかった僕ですけれど、この時ばかりは別。息子が、完全に僕の影響なのか電車が大好きで、こんなチャンスは2度とないだろうと思って連れて行った。
 車掌さんが記念撮影用に帽子を貸してくれたのに「僕はまだ運転士さんじゃないから」って辞退してさ。律儀というか、変わった子だよ(笑い)。
 この前も東京ヘリポートと新木場の有楽町線の車庫に行ったら、ヘリポートには目もくれず、迷わず車庫を選んだので笑ってしまった。
 男の子って、子供の時に「電車派」と「車派」に分かれるでしょ。電車派は草食、車派は肉食というか。攻めの姿勢で自由を楽しめる車とは違って、電車はレールがあり、発車時刻も決まっている。僕はその方が落ち着くのよ。路線がどこかにつながっている安心感。こう見えて、地道な性格の草食人間だからさぁ(笑い)。
 数字や地図が好きだから時刻表も好き。好きなものが全部詰まっているのが鉄道なんですよ。

空よりも気になる

 おやじも兄貴も完全に車派。僕の電車好きを「なんで?」と思っていると思う。子供のころ、家族で旅行に行く時も僕だけおふくろと電車で行った。
 そもそも、小学1年の時から横須賀線で逗子から品川まで遠距離通学だった。夕方になると、横須賀線下りホームから、ブルートレインが帰ってくるのが見えるわけ。車内清掃の様子をずっと見ているのも楽しかった。
 息子のおかげで、今の僕は「第2次鉄道ブーム」。空模様を撮るためにいつもビデオとカメラを持ち歩いているのだけれど、最近は半分くらいは電車を撮ってる感じ。4歳の娘も、興味はなくてもくっついてきて、最近、石原良純家は全体が鉄道なのよ。
 年取ったら、子供と鉄道で旅できたらいいな。
 はぁ?僕とおやじの旅の思い出?あるわけないだろう(笑い)。「ドライブだ」って車で連れて行かれても、普段家にいないから密室で特に話すこともなく…。そういうイヤな思い出ならあるけれど(笑い)。



■「時刻表」が好き
週刊文春


 

「時刻表」は想像力を刺激する最強の書物だ

 僕の好きな鉄道関係の本といえば「時刻表」です。時間と空間を自由自在に行ったり来たり空想の旅に出るにはいちばんの本ですからね。
 「時刻表」に初めてどっぷりと浸かったのは、小学生のときでした。「空想旅行記」という作文の課題が出されたので、「時刻表」を傍らに置いて北海道一周の旅行記を書きました。何時何分にどの電車に乗り、ここでは駅弁を食べて、と「時刻表」から空想をふくらませていきました。
 鉄道ファンは、空想的で、非現実的。だから、鉄道≠ヘ男の子の遊びだと思う。最近、鉄道ファンだという女の子がいますが、女性は現実的ですから、乗り心地がよくなったとか、新型車両の特急に乗って、きれいな景色を見たいなんていう。
 一枚の鉄道写真を見ても、乗ったらどんな景色が見えて、どんな音がして、どんなふうに揺れるだろう、と想像は尽きません。自分なりに世界を作っていけるのが、ぼくにとっての鉄道の面白さですね。
 ぼくは、たとえば仕事で名古屋駅へ行ったなら、そのとき集まっている多くの電車を見つけて、あとで全部時刻表で調べます。それであのとき、もし新大阪に行かなくて、ワイドビュー南紀に乗ったなら、新宮に着くのは夜中じゃないか……、なんて思いをめぐらすのです。
 最近は、先頭車両に座って景色を楽しめる電車が増えてきて嬉しい。正月はここ数年、伊豆に行くのですが、スーパービュー踊り子の一番前の席をとります。子供のころ通学で使っていた横須賀線の線路を走っていくので、なじみの風景の変化を見られて面白い。時間はかかりますが、在来線のほうが楽しい。



■「時刻表」が好き
JR時刻表


 

鉄道と時刻表の魅力

--石原さんが時刻表に興味を持ち始めたのは、何歳くらいのときでしょうか。

 小学生のころ、自宅がある逗子から電車に一時間くらい乗って学校に通っていたのです。子ども心に、できるだけ駅で待たないで電車に乗りたいという意識があって、逗子発の横須賀線の時刻を覚えていました。低学年のころは、朝6時半から7時半までの発車時刻を覚えていましたね。高学年になって冊子になっている時刻表を見て、これは便利なものだなと思った。

--それ以降、時刻表を活用し始めた?

 いちばん始めに活用したのは小学6年生のときです。作文の時間で「空想旅行記を書きましょう」という課題があって、旅なら時刻表だろうと。それで、自分で初めて時刻表を買ってきて、北海道一周旅行を書きました。

--12歳で卓上旅。なかなか渋いですが、どんな旅程になりましたか?

 上野駅から寝台特急の〔ゆうづる〕や〔はくつる〕で青森、そこから青函連絡船に乗り換えて、函館に到着。そこから道内を回るのだけれど、時刻表に駅弁を売っている駅の案内があるとか、旅館情報があるということを発見して、そういうのも作文に書きました。

--今でも、時刻表の空想旅をしますか。

 青森から鹿児島まで各駅停車を乗り継いでいくと何日かかるかとか、やりますよ。ロケ先で暇なときは、むかし乗った電車がまだ走っているのか探したり、普通列車と特急ではどれくらい時間が違うのかを調べたり、そうやっていくらでもひとりで遊んでいられますね。

--実際に時刻表を使った旅で印象深いものは?

 印象深いというか、時刻表を使うことは僕にとって日常だから……。たとえば仕事の移動のときにも、自分で時間調べたりするし。

--パソコンや携帯電話で調べたりはしないんですね。

 携帯電話は使ってないです。なにより時刻表をめくっていく感触が、すごくいい。手で数字を追っていくのが、ちょうど電車が走っていく感じなんだよね。トンネルをくぐって、海岸沿いを走って、そうやって進んでいくのを実感できる。

--地図もお好きなようですから、路線図と時刻表から風景が浮かぶんですね。

 そう、地図も時刻表も、見るもの≠カゃなくて読むもの≠ネのです。よくしたもので、地図と時刻表が読めると気象予報士の試験にも受かります。紙に書いてある二次元のものから、時間軸が加わった四次元のことを読み取る、それが気象予報士なので、時刻表を読むことと通じるものがある。おもしろいです。

--なるほど。現実に乗ったものでも、時刻表上のものでもよいのですが、好きな路線はありますか。

 個人的になんとなく、電車は北へ行く、というイメージがあって、実際に乗っても、時刻表的にも、東北本線が好き。長い線路だし、駅と駅の間が長いし、しみじみ遠いなあって思う。

--各駅停車で行くと、かなりの長旅になりますね。

 そうそう、長旅といえば上越線。まさに「トンネルを抜けると雪国」だった。スキーでよく行ったのだけれど、大雪が降って予定していた電車が止まっちゃって、各駅停車で立って帰ってきたりもしました。

--新幹線より、各駅停車派ですか。

 新幹線は、たしかに早いけれど、旅情という点では各駅停車のほうが楽しい。と言いながら実際にはやっぱり新幹線や特急に乗っちゃうのだけれど。でも、三陸を各駅停車で回ってみたいとは思っています。三陸鉄道の久慈、宮古を回って山田線に乗ったりとか。なんといっても食べ物が抜群に美味しい。5歳になる長男も鉄道好きなので、一緒に連れていきたいですね。

--時刻表を熟読していただいているようですが、こんな時刻表があったらいいな、というものは?

ダイヤ改正のたびに、勝手にどんどん更新されていく時刻表。アナログとデジタルの融合、みたいな感じで。時刻表や地図はデータだから、新しいものじゃないと意味がないですからね。

--いつの日か、そんな時代がくるかも……。最後に、通巻555号を迎えた『JR時刻表』の読者の方へ、メッセージをお願いします。

 時刻表を手元に置いておくと、旅に出たくなります。時間がなかなかとれなくても、時刻表をながめると、いろいろな旅を想像できるのではないかと思います。でも、できれば実際に訪れて、自分だけのすてきな空をみつけて≠ュださい。



 
石原 良純
 
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